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"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

分裂

社会がその構成員に求める美徳は集中、一貫、誠実、といったものであることが多い。他方、我々は、限られた同じ時間を使ってあらゆる刺激に反応することが可能であり、自らの内に恐るべき分裂を経験することがある。分裂は現代人の宿痾であるとしてこれを認…

壊れた人

日本に帰って、壊れた人を見る。自分からそう遠くない範囲の人が壊れてしまっている、そして壊れた人とその周りに浮き彫りになった「壊れていない世界」との隔たりを意識することが増えた。これは社会の変化というよりは、ある程度人付き合いが増えれば構造…

人工生命と倫理

anond.hatelabo.jp 川上氏と宮﨑氏を追ったNHKスペシャルの件、これが川上氏本人の見解かどうかはさておき、断片的に上がっている画像や動画をみて真っ先に思い出したのはOpenAI Gymを使った強化学習による人工生命のデモだ。 Train Your Reinforcement Lear…

エンジニア立ち居振舞い:何やってるのか分かるようにする

お題「エンジニア立ち居振舞い」 うまく整理できるかわからないが面白そうなので、思いつくままに書きなぐってこっそり差し込んでおく。 チーム構成によってメンバーへの接し方を変えるのがよいという当たり前の話になりそう。ときどきできてないこともある…

新世界を迎えて

ドナルド・トランプ共和党候補が、波乱の米大統領選を制した。選挙人の誓約違反がない限りはこれで決定ということだろう。民主党ヒラリー・クリントンの敗因については詳細は専門家に任せて、自分に理解できる範囲で整理するとこんなところだろうか。 トラン…

努力と逃走

大企業での過労死の悲劇をきっかけとして、働くことや生きることについて多くが語られている。「頑張る」「逃げる」といった態度の解釈が問われるのも、自然なことだ。悼む者としては、義憤を並べることもできるだろう。亡くなった人といま危機にある人に向…

2015年に経験したこと

今年の振り返り。 脳科学の勉強会をやった 全脳アーキテクチャ方面の若手の方々から刺激を受け、自分たちでも開催してみようかと模索した。 とりあえず開催してみただけになってしまって、進め方はもっと考えたほうがよかった。 機械学習に関わった ミートア…

認知特性の話

togetter.com 参考文献も読んでないし専門性もないのだが、自分自身の意識や認知のパターンを観察・記述するのはメタ的で面白いのでやってみる。 マインドフルネスをやるにしてもこれを知っておくのは有意義であると勝手に思うことにする。 自分は文章に気を…

転機

10/30付で、2011年に新卒入社してからお世話になったDeNAを退職となる。(10月はほとんど有給消化していた) 大きくはゲームのサーバー基盤づくりと、コーポレート部門のシステム基盤づくりに関わっていて、後者は3年くらいやっていた。 時間があるので、自分…

コーヒー

もらったコーヒー豆をどうにかしようとして、家でいれることにした。 何年も前に研究室の大掃除でもらったコーヒーマシンをためしに引っ張り出すとまだ動く。 さて、いれたコーヒーがうまいのかどうかはよくわからない。 缶コーヒーは嫌いだということを除け…

バックグラウンドアプリを晒す 2015/08

これを時々やることにした。 バックグラウンドアプリを晒す - Schreibe mit Blutsatzz.hatenablog.com インプット Kindle: 暇さえあれば本を読むようになった。 WhiteNoise: もともと静かな環境で使っても集中力が上がることがわかったので、結構ヘビーに使…

記憶と意志

人の生は記憶により成立する。 学問の美しさに陶酔して励んだ学び舎の日々、体力任せで仲間と何かを成し遂げた夜明け、 二度と訪れるかわからない遥かな地平を巡る旅。 やってくるかわからない不確かな未来と違い、確実に現前した素晴らしい世界。 追憶とい…

ブログを始めて10年経った

自分がブログを開設したのは2005年の5/19、初めて何か書いたのは5/21ということになっている。 初めから10年続けようと思っていたというよりは、気がついたら10年経っていた。 全然書かない時期もあった。 今10年を振り返って一番面白いのは自分だろうし、こ…

味覚の硬直

肉、魚、米、麺のように、子供の頃から好きな食べ物がある。 また、ホルモン、パクチー、ごま油、柚子胡椒のように、大人になってから好きになった食べ物がある。 珍味だとセミの抜け殻の唐揚げなどは意外にうまくてまた食べたいと思った。 だが、子供のとき…

評価経済の夢

会った人が見たという夢の話が面白かった。彼は冗談交じりに、評価経済の到来に恐怖するようになったという。少し脚色する(夢なので突っ込みどころしかない)。 コンビニのレジで財布から現金を出した途端、「これ昨日までじゃん!」ということを思い出し愕…

チューリングについて

アラン・チューリングを描いた映画『イミテーション・ゲーム』を観た。 歴史的に周知の事実を多く含む映画ではあるものの、 全く馴染みのない人にとっては多少のネタバレを行うことを断る。 本作が提出する各問題がチューリングの死から60余年後を生きる我々…

統計や機械学習に強くなるためのアイデア

集合知プログラミングを写経する。 統計検定を受ける。 アクチュアリー資格試験を受ける。 統計物理の演習をやる。 PRMLの演習をやる。 Rの関数の用例を整理する。 PyBrainの用例を整理する。 Caffe Tutorialをやる。 Kaggleに挑戦する。(一度suztomoに誘わ…

思考の壁というものが時々現れる。 明確にパンクする。 これ以上は無理だ、となり、視野が暗くなる。 起業したり新しいことに挑戦しないのか、とよく言われる。 ああ、こんなに簡単に行き詰まるのなら、自分には無理だと思う。 壁は常に存在するわけではない…

2014年個人的振り返り

書いたもの 後半、ブログを書く習慣が復活した。weeklyのまとめをしている他はこんな感じ。 2014年人工知能関連のニュース振り返り - Schreibe mit Blut 12/22 評価経済勉強会メモ - Schreibe mit Blut 情報収集について - Schreibe mit Blut チャットの同期…

2014年人工知能関連のニュース振り返り

今年はIoT元年と騒がれると同時に、機械学習や人工知能関連でも印象に残るニュースが多かったように思う。 しばらくウォッチしていなかったな、と思い出しながらホッテントリやGoogleニュースを調べてみると実際面白かった。2013年 10月 映画『her/世界でひ…

情報収集について

インプットにかける時間をいかにアウトプットに回すかを考えると、インプットにかける時間を減らすにはどうすればよいかという意見に達するだろう。 しかし、インプットしている時間にも2種類ある。 情報収集をしている時間 と、情報を実際に消費している時…

チャットの同期性

はてなブックマーク - 個別チャットで「お疲れ様です」でチャット始めるの辞めろ! - 宇宙行きたい基本的にはチャットで同期性を要求することで相手の待ち時間を消費するのは非効率なので元記事に同感、そのうえでブコメを改めて読む。 相手が取込中ステータ…

バックグラウンドアプリを晒す

iPhoneのバックグラウンドアプリは、持ち主のライフスタイルをある程度反映しそうだ。バックグラウンドアプリには、少なくとも週に1回は起動するような、枯れ切ったアプリは残るが、ちょっと流行っている、面白いと思った、くらいのアプリはすぐに消え去るか…

引っ越し(を諦めた)

実家を離れてから4年近く同じ部屋に住んでいることになりややマンネリ化しているので引っ越しを検討した。 Open Network LabやGeek Office Ebisuなどで恵比寿に好印象を持っていて、 代官山や広尾も好きなので、中目黒あたりまで含めて探してみる。 渋谷近く…

Microservices

今進めているシステム(enterprise...)の分割もこういうのに近い。もうちょっと早めにいろいろ知っておきたかった。 microservicesに分割する際に注意するべき5つのこと - Qiita クックパッドとマイクロサービス - クックパッド開発者ブログ Rebuild: 55: Leg…

内面の清算

シリアで戦闘行為を行っていた過激派日本人の鵜澤氏の話を聞きに行った。まあ、これだけ書くとぎょっとするかもしれない。三文会という毎週行われるイベントのスピーカーが、鵜澤氏だったので参加してみたのだ。 10/15【イスラム原理主義組織で戦った26歳…

これ、なんだろうと思う脳現象

標本数は1。自分以外の人がどうか確かめたことがなく、もし記憶や認知とはそういうものだと言われたら知らなかった、と答えるしかない。 専門的にどういう言葉で説明すべきなのかも分からないのでうまく伝わらないかもしれない。 聴覚的な記憶に残っていない…

2013年振り返り

明けましておめでとうございます。明けちゃいましたが去年の話をば。 仕事 社内のある業務システムの担当になり、より責任が伴うようになった。 時には世界各地の拠点と英語で連絡しながら業務をグローバル化・共通化・自動化していくというなかなか面白い経…

「教育」の語感

スポーツでも研究でも仕事でも、チームに新しいメンバーが入ると、チームとして成果を出すためにいろいろとやらないといけないことがある。 そういうものを総称してよく教育という。 自分の仕事もそのようなフェーズに入ってきた。ところでこれはほとんど語…

Be Our Guest

仕事で来日しているアメリカ人がフロリダのDisney Instituteで受けた研修*1の内容を伝えたいというので一緒に東京ディズニーランドに行くことになった。 (彼はオフィスのメンバーへのITサポートを担当しており、仕事として自分と近い)ディズニーランドに着く…

コミット

コミットという言葉がある。 OSSの世界ではまた別のニュアンスがあるとしたら恐縮だが、エンジニアがコミットというと「とりあえず今やった作業を確定させておこう」というセーブポイントを積み重ねていく意味になる。 作業した分をコミットするのであり、ビ…

6年の孤独

6年の呟き 中断しているブログを再開するときはいつでも中断の言い訳とか今後の抱負とかを書いてしまうのだが今日はTwitterのせいだということにして適当に筆をとる。先日Twitterアカウントを作って6年経ったというお祝いMentionがきた。@satzz Happy 6th Tw…

制約としてのハッシュタグ

Facebookを眺めていたら「WBC観戦など自分の興味のないtweetを見なくていいようにするにはどうするか」という議論があり(同じ議論を読んだ人は少なくないと思う)、参考情報として「Twitterで観戦実況するときはハッシュタグをつけるのが一種のマナーになって…

「頑張る」の解体

「頑張る」という言葉には注意するようにしている。 理由は二つある。 1. 思考停止 「とりあえず頑張ってるからこれでいいだろう/いいはずだ」と思うことで 「何のために何をどうするのか」と思考を進めるのをやめることになる。 「頑張る」はよくいって気休…

習慣管理にLiftを使う

明けましておめでとうございます。 2013年の目標を未だに決めあぐねる出遅れ組です。小さな達成感というキーワードがあったように、 ひとまず小さなことから始めるのがよかろうと思い、 話題になった習慣管理アプリ Lift を使い始めたので以下感想。 まず気…