"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

TOEIC結果

605点でした。リスニングが285、リーディングが320です。2年前の5月が630点、その次の1月が550点だったので、英語力が落ちたのか落ちてないのかあまりよくわからない結果です。受験が終わってから英語との距離は確実に遠ざかっているはずなのですが、前回が調子が悪かっただけと考えるべきでしょうか。それともシステムが変わったからでしょうか。

TOEICでは英語力だけでなく集中力や問題を解く要領も試されている気がします。2時間もかりかりまじめに筆記試験を受ける機会なんて、大学に入ってからはかなり少ないです(大学の定期試験は適当にやっても案外なんとかなるし)。ディベートや論文、あるいは専門的・教養的・国際的な課題がないという意味でTOEICはそれほど内容の濃い試験ではないので、基本的な英語力と国語力があれば、リスニングとリーディング2時間くらいでへこたれることはなく、きちんと点数に反映されるはずです。しかし自分のような英語力も集中力もない半端者が受けると、当日の体調と問題を解く順番によってかなり結果が左右されてしまいます。問題も答案も返却されず、運営委員会から送られた点数と機械的な分析概要しかあてにするものがないので、どこまでが英語力でどこまでが集中力なのかという分析ができず、結局自分の弱点が把握できない。

だから自分は、まずTOEICありきではなく、英語ができればスコアも追随してくるだろう、という楽観主義であまり気にしてないわけです。緊急にスコアが必要ってわけでもないし、年に8回も受けられますから。TOEIC対策の英語勉強というのは受験勉強に毛が生えたようなものであまりためになるとは思いません。真に評価されるべき能力は、日本人が日本語でもなかなかできないことを英語でやってのける能力です。ただ、試験勉強の結果として英語力がつくのであればそんなに忌避すべきでないのかもしれません。その判断は語学力の高みにいない自分としてはもはや判断しかねるところなのですが・・・