新し物好きの自戒
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20071227/ila 大学で身につけるべきは技能より教養だろ
自分のことを考えて頷くことが多い。世代差のせいか書いてあることの半分くらいはピンと来ないけど。目先の技術についつい目が行って迷子になってしまわぬよう気をつけるようにしたい。自分は低級言語から遠ざかりがちだし、アドレスやらOS、アルゴリズム、ネットワークに関する体系的な勉強も全然してないから。VHDLやLispも積ん読のまま。
こう考えてみると日経ソフトウェアが「10年後も通用する"基本"を身につけよう」というスタンスで「プログラムはなぜ動くのか」シリーズを出してくれてるのなどはかなりありがたいと思う。
プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識
- 作者: 矢沢久雄,日経ソフトウエア
- 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
- 発売日: 2001/09/27
- メディア: 単行本
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この本にまとめられてるような本もできるだけちゃんと読んでおきたい。
- 作者: 石田晴久,青山幹雄,安達淳,塩田紳二,山田伸一郎
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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わたしも時々教壇に立つので自問するのだが、プログラミングとかソフトウェア工学って座学で学ぶものじゃないよね。教科書に書いてあることを棒読みするくらいなら時間の無駄。
のくだりが気になった。大学にもシミュレーションの授業なのにレジュメを配った上で黒板にせっせとソースコードを書いて説明する先生がいるけど、それって意味あるのかとキレそうになることがある。実際にその場でタイプさせたほうが実感がわいてすぐ身につくのに、その1時間強は時間の無駄。
だいたい大学の先生は配ればような済むことをひたすら書き続ける。多分そういう手間が面倒なんだろう。20分も黙々と書くこともある。だんだんこの沈黙に耐えられなくなってきた。
あと自分でも突っ込めるのは、インデントしない先生。何十年もそれでやってきたからもうどうでもいいのかもしれないけど、可読性に関する配慮が感じられない。まだ簡単なコードだからいいけど。