"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

12/22 評価経済勉強会メモ

@Geek Office Ebisu
初参加。自分の言い換えや妄想も入れてなぐり書き。

  • 岡田斗司夫氏の贈与経済論と斉藤賢爾氏の貨幣論をヒントとする
  • 伝搬投資貨幣PICSYに似た評価経済システムの実験場としての勉強会
  • 交換、贈与、純粋贈与
    • バタイユらしい。読んでないので実際何を言ったのかは知らない
    • 地球の経済系に与えられるエネルギーが正の純粋贈与だとすれば、地球外に散逸する負の純粋贈与も考えられる気がする
    • 砂漠の民の歓待・贈与の文化
      • 全く知らない人があっても盛大におもてなしをする。 *1
  • 交換経済から贈与経済への揺り返しについて
    • 生産コストの減少、サービスのフラット化
      • Makersムーブメント
      • AirbnbのクーポンやUberのpromotion codeのような、貨幣以外での取引の増加
    • 分業の終焉
    • 生産コストが低くなった財・サービスについては交換自体が無意味になる?
  • 財の稀少性の問題
    • 絶対量の問題というよりむしろ文化や認識の問題でもある。他国の金の地位を日本では銀が占めた。
  • 貨幣の現在
    • 貨幣の蓄積性、匿名性などが優位に働くならば貨幣が成立する?
    • 貨幣の氷山モデル
      • 他者への信頼が担保できないときに貨幣経済が出現する
      • 逆に、信頼関係が構築されるとシステムのオーバーヘッドが目立ち、邪魔になる
        • 地域通貨が消滅するのは、むしろ地域社会の再興という目的を達したからである可能性もある
    • ゲゼルの自由貨幣
  • なめらかな社会
  • 家族論
    • as-isの社会システムは核家族などの血縁システムをベースとしている。
      • 社会保障しかり、ソフトウェアのファミリーパックしかり。*4
    • シェアハウスなどの普及によって血縁が本質でない家族が当たり前になると、意味をなさなくなる可能性はある
  • マネーゲームはどこから切り崩されうるか
  • 岡田斗司夫氏について
    • クラウドシティ
    • FREEex
    • いずれにしても魑魅魍魎が住まっているということはわかった。。

*1:このへんを連想するので読み込みたいかも。まれびとの歴史

*2:はてな社内で一時期採用された人事評価システムとも関連があった記憶が

*3:万物理論 (創元SF文庫)の小道具である7値のジェンダーを連想するが、そもそもアナログ、ファジーなジェンダーというものも想像できるかもしれない

*4:血縁社会とポスト血縁社会という観点で、ムハンマド以前/以降のアラブ社会を比べてみても面白いかもしれない