評価経済の夢
会った人が見たという夢の話が面白かった。彼は冗談交じりに、評価経済の到来に恐怖するようになったという。少し脚色する(夢なので突っ込みどころしかない)。
コンビニのレジで財布から現金を出した途端、「これ昨日までじゃん!」ということを思い出し愕然とする。貨幣経済は昨日までの移行期間を経て終了し、貨幣はその特権的な価値を失ってただの紙切れと合金のジャンクに戻った。店員は、来店客の社会信頼度が可視化された端末画面を見て「なんだ、お前か」という顔で売買を拒否する。
今日一日を生きながらえるため、社会からの信頼を得る活動に励まなければならない。
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