"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Thus Spake Zarathustra

洋書を読んでいたらspakeという語が突然出てきて仰け反った。 文脈や形態からみてspokeに相当する古い英語とわからないではないが、こういう昔の英語が現代文に出てきてもネイティブにとっては違和感がないのだろうか? このケースでいえば、ニーチェのThus …

ファストフード店のアジア人雇用

ファストフード店でのアジア系外国人の店員が増えた。 日本語を聞いたり話したりというのはもちろん完璧ではない。 ある日、客が頼んだものと違ったものがでてきたことがわかり、リーダーの日本人店員が「作り直しますので」と慌てた。 客は外国人店員に気遣…

バカロレア

ジョークか実話か、こんな話をラジオで聞いた。 バカロレア(フランスの大学入試)の哲学の試験で、このような問題が出た。 「大胆さとは何か?」 一人の学生が問題を見るなり、席を立って試験会場を去った。 回答用紙には一言こうあった。 「大胆さとはこれ…

徒然 2015/04/26

4/26 フレッツ光をOCN光に変更しようか迷う。スピードテストによればいま14Mbpsでているが、OCN光だと夜間は1Mbpsまで落ちるという情報が散見。 東大理学部公開講演:理学の秩序を聞きに行く。途中から家でYoutubeの配信で聞く。全体的にわかりやすくて面白…

評価経済の夢

会った人が見たという夢の話が面白かった。彼は冗談交じりに、評価経済の到来に恐怖するようになったという。少し脚色する(夢なので突っ込みどころしかない)。 コンビニのレジで財布から現金を出した途端、「これ昨日までじゃん!」ということを思い出し愕…

大学とアルコーブ

大学勤務の方と話していて、学生の溜まり場を空間として用意しているかどうかが大学によって違うという話題があった。 例えば同志社大学は逆に溜まり場や隠れスペースを多く用意して学生間のコミュニケーションを促すのに対し、 別の私学では居心地が悪くな…

チューリングについて

アラン・チューリングを描いた映画『イミテーション・ゲーム』を観た。 歴史的に周知の事実を多く含む映画ではあるものの、 全く馴染みのない人にとっては多少のネタバレを行うことを断る。 本作が提出する各問題がチューリングの死から60余年後を生きる我々…

立ち読み 2015/04/22

“移動”のアメリカ文化学 (シリーズ・アメリカ文化を読む)作者: 山里勝己出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2011/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る “都市”のアメリカ文化学 (シリーズ・アメリカ文化を読む)作者: 笹…

徒然 2015/04/19

4/18 東京言語研究所の春季講座に参加。 4/16 Deep Learning Meetupに参加。 naoya_tさんの面白いエントリを発見。2013 / “Deep-learningはラテン語の動詞活用を学習できるか? Can deep-learning learn latin conjugation? - naoya_t@hatenablog” http://t.…

立ち読み 2015/04/19

近代政治哲学:自然・主権・行政 (ちくま新書)作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/04/08メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る ドキュメント コンピュータ将棋 天才たちが紡ぐドラマ (角川新書)作者: 松本博文出版社/メーカー…

東京言語研究所 春期講座メモ

東京言語研究所の春期講座を聴講した。 通年の理論言語学講座へのオリエンテーションも兼ねた位置づけとのことだが、春期講座だけでも充分勉強になり、 昔大学で習ったこと(といってもあまり勉強しなかったが)の理解がより深まった。 言語学のおもしろさ …

重複エントリを削除した

はてなブログのスマホアプリのバグな気がするが、ふとみてみたら同じエントリが何十回と投稿されていたので削除した。

Deep Learning Meetup

Deep LearningライブラリDeeplearning4jの開発者でO'ReillyのDeep Learningを執筆中のAdam Gibson氏(Skymind CEO) が来日していてmeetupに参加させてもらった。 2日連続で同じ内容のスライドを聞いたが、理論面は比較的基礎的な話だった気がするが実践面では…

サンプリング定理について

サンプリング定理は、定間隔で欠損のない「行儀のよい」サンプリングを前提とした理論的帰結ではあるのだが、それもしょせん原信号の復元という問題においてパラメータ調整した場合の厳密解であると思える。限りあるデータからのパターン予測というより大き…

徒然 2015/04/12

4/12 体重管理を楽にしたい。Withingsがよさそう。 タニタでもいいのだけど以下の2点でWithingsかなぁと。 楽そう。WiFi連動の体重計「Withings」で自動化が超絶便利だと思うの - やじり鳥 APIがあるので周りのエコシステムが充実しそう。【Health Mate/Heal…

ラジオ語学学習を始める

たとえ続けられなくなるのだとしても、何かを始める、きっかけを作るのに4月は最高の機会だ。 NHKラジオで語学を学ぶことに興味があるなら、特にそうだ。 少し前だとラジオを買って、さらに書店で毎月テキストを買ってきて、になるのだが、 今だとスマホに「…

チョムスキー『統辞構造論』メモ

チョムスキーの『統辞構造論 Syntactic Structures(1957)』を読んだ。 統辞構造論 付『言語理論の論理構造』序論 (岩波文庫)作者: ノーム・チョムスキー,福井直樹,辻子美保子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/01/17メディア: 文庫この商品を含むブログ…

徒然 2014/04/05

4/5 遅ればせながら、MacをYosemiteにアップグレード。フォントやデザインが結構変わった。 4/4 ヤドカリの虫カゴを掃除した。 掃除ロボットがコードにひっかかっていたので、モニタなど家具の位置を変えた。ヤドカリと掃除ロボットがいるの、なんか和む。 …

徒然 2014/03/29

3/28 東京言語研究所の集中講義に参加。 Jespersenについて調べて、ノヴィアルという言語を知る。 出版社から本の紹介があった。気になる。言語の設計・発達・進化: 生物言語学探究作者: 藤田耕司,遊佐典昭,池内正幸,福井直樹出版社/メーカー: 開拓社発売日:…

英語の仮定法現在について(東京言語研究所 集中講義)メモ

東京言語研究所の集中講義を聞いてきたのでメモ。 講師は津田塾大学名誉教授の千葉修司氏。 仮定法(接続法) 動詞の法(mood)の一つ。日本では用法を汲んで仮定法と訳しているが、 欧米では古典ギリシア文法からの訳の経緯で接続法(英subjunctive, 仏subjonc…

BOOKSCANに出した本

依頼した電子化が完了したので、Evernoteに入れて読もうと思ったら1冊が100MBを越えており、入らなかった。分割するか。