気まぐれはてな
思えば1年半前にgooブログを始めたのも単なる気まぐれにすぎない。gooというサービスも長年存続しているほうだけど、いまいち将来の展望というか魅力に欠ける。Yahoo!もそのへんは同じでGoogleに先行した有力検索エンジン、というだけで、softbankによるvodafoneの買収(を契機とするWebサービスの連携が期待されそう)やブロードバンドの普及を除けば他にはYahoo!ならではの画期的なモノというのはあまりない気がする。何よりがっかりするのはYahoo!自身がGoogleを追随することを目標に掲げていることだ。こっちとしてはそうですか、まぁせいぜい頑張ってくださいというしかない。
で、前から気になっていたはてなデビューを思い立つ。ソーシャルブックマークとかWeb2.0の急先鋒としてのはてなの可能性を探るというのもあるけど、それだけではない。はてなの社長は京大理学部物理学科の卒業生。後輩として思考態度を追っかけてみるのも充分アリだと思う。とりあえず『「へんな会社」のつくり方』を読んでみることにする。
- 作者: 近藤淳也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
- 購入: 57人 クリック: 1,683回
- この商品を含むブログ (1081件) を見る
最初に気づいたのははてなダイアリーの記法はWikiとかなり似ているらしいということ。サークルでWikiを情報共有に使っている身としてはありがたい。*が見出しになって-と+がリストになるというのはすぐわかるけど他にもいろいろありそう。まぁ、多機能すぎて慣れるのに時間がかかりそうだけど、はてなにはいったん住みつくと離れられない魔力がありそうだ。