"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

爆弾

自分から爆弾を抱え込んでしまった。一つは情報フルーエンシーの論文。いつの間にやら「研究リテラシー」なるよくわからないモノ(失礼)の研究者の合同発表会に組み込まれてしまった。小さな学会みたいなものと今のところ捉えているけど、こうなるともはや下手な発表はできない。何としてでも一定の成果をあげないと。まぁ卒論の布石としてはいい特訓になりそうだけど、時期的に厳しすぎる。

もう一つは言語機能論のレポート。人のいい先生で授業も明快なのでこんなところに爆弾がしかけてあるとは思いもよらなかった。いや、人が悪いなどというつもりは毛頭ない、ないが、参考文献を付さないと評価の対象としないってのはちょっと手厳しすぎやしませんかね。テーマは文例いくつかについて半過去、単純過去、複合過去を使用した場合のニュアンスの比較とかそういうの。まぁ、自分で選んで敷いた背水の陣だからしかたない。インフォーマント(ネイティブ)を使った調査もありだというから、いっそ会話の先生に頼んでみるというのもいいか。

この二つのことを思うと、提出するプログラムが10個以上あろうが、腐るほどたまったギリシア語の例文が300個以上あろうが全く恐くなくなってくるから不思議だ。