デジタルに染まって知るアナログのよさ
W-ZERO関連の問題のうち解決したこと。
- 連絡先一覧からすぐに電話やメール送信ができない。
この件もこちらが至りませんでした。
Windowsの左右クリックをいかに弁別して実装するかという問題を、ZEROではスタイラスペンの長押しで解決していたのでしたw
確かに、これに気づくとスタイラスでできることが色々増える。やっぱりマニュアルは読むべきなのか?
ちなみにstylusのもともとの意味は「(ろう板用の)尖筆; 鉄筆; レコード針」(goo英和辞典)。アルミ加工用のけがき針みたいなものか。
ZEROのメモは活用できたらかなり便利そうな機能。文字入力、スタイラスでの手書き入力だけでなく録音データまで一緒くたに保存できる。ボイスメモを不自然なく使える場所は限られていて、要は喧騒の中を歩きながらとか自転車に乗りながらとか、一見電話をしているように見えて、しかもその内容があまり聞き取られないような状況でなければならないが、アイデアをボイスメモにするのは強力なLifeHackだ(『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』)。ただしZEROの場合は携帯にも見えないのでもはや自然な状況というのは存在しないという話も。
スケジュール管理のトラブル。
GooSyncを使うようになるとスケジュール管理が馬鹿みたいに楽になってくる。
何とも嬉しいのは、双方向同期がきれいに成功していること。Google Calendar(以下GC)で作成した、一定期日まで毎週リピートの予定(講義とか)をGooSyncでW-ZEROにインポートできるし、出先でZEROを使ってその中からある日の予定だけ(休講とか)を削除してまたGooSyncで同期すればGCにもちゃんと反映される。普通モバイルの方が劣位に立つような印象があるが、ZEROはPCに太刀打ちできている。
これだけ便利だと普通の携帯やメモ帳でスケジュール管理する気がなくなってくる。GC<-->GooSync<-->ZERO間のやりとりの根底にMacソフトのサポート形式であるiCalがあるようだが、マッカーではない僕にはよくわからんことで、とにかく、GooSyncは便利。
ただ、フリー版だとインポートできるカレンダーは一つだけで、これではGCを使いこなせているとは言えないが、まぁそのうち有償アップグレードしてもいいかなと思っているくらいだ。
ところが、そのGooSyncがイカれた。何度同期しようとしても
No SyncML response
というメッセージが出て接続に失敗。
07/05/07 - 20:26:10 - Normal Sync for Events - Failed: No SyncML response (200006) - Device: add 0, upd 0, del 0 items - Server: add 0, upd 0, del 0 items - Received 0 / Sent 0 bytes 07/05/07 - 9:18:19 - Normal Sync for Events - Successfully Completed - Device: add 0, upd 1, del 0 items - Server: add 0, upd 9, del 0 items - Received 363 / Sent 2013 bytes
上のログの通り、今朝まではまともに動いていたのにである。同期がとれないおかげで、サーバとローカルの2つのカレンダーが共存するという不細工な事態に。下手をすればダブルブッキングだ。
原因として思い当たるのは、GooSyncで同期する直前にGCをイジったことくらい。ZEROではないけど、GCを使わないようにしたらモバイルの同期関連のエラーが消えたという例もあるようだ。http://dennou.vancouver.sunnyday.jp/?eid=536349
しかし、GCの使い心地は捨てがたい。
自分は調子の悪いWillcomのメールもGmailに転送しているので、家では電話以外の用途でZEROをイジる必要がほとんどない、という現状からあまり離れたくない(そのうちSkypeも使ってみようかと思っている)。
ってなわけで、デジタルに頼り切ると、いざバグったときに手も足も出ない。あと、電池が切れそうなときもあたふた。充電は毎日欠かせない。
アナログはコピーが面倒な分、ぜーったいにバグらないし、電池も切れないw