文字、ビール、貨幣

上野の大英博物館展で展示されている「楔形文字を刻んだ粘土板」(メソポタミア、紀元前3100〜前3000年)の左下の隅には、盃に入ったビール(を傾ける人)の絵が描いてある(こちらで閲覧可能)。 これは労働者への配給を意味する文字であるそうだ。 紀元前700年頃に時代が下ると、同じメソポタミアの楔形文字は少数のパー…