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"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

今年の読書2012

reading

今年も総括シーズンが近づいたので恒例の総括エントリーを、といきたいところだが、

残念ながら恒例ではないうえ、はてなブログに移行後初めてのエントリーになる(すみません)。

 
個人的には総括とか抱負とか肩肘張るのより、
メモ程度のものを小出しにしていくほうがモダンでイテレーティブ感ある気がする。
そもそも、総括というとなんとなくおぞましいものを連想してしまい 、
...というやや無理のある言い訳はさておき、
今年読んだものについて適当に分類しながら振り返る。
   
  • コンピュータ関連

デジタル・ナルシス―情報科学パイオニアたちの欲望

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思想としてのパソコン

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IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる

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リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

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  • 歴史

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

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なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書)

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世界史 上 (中公文庫 マ 10-3)

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世界史 下 (中公文庫 マ 10-4)

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  • 言語

実戦・世界言語紀行 (岩波新書)

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ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書)

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英語の歴史―過去から未来への物語 (中公新書)

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  • 小説

Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)

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道化師の蝶

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プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)

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モダンタイムス(上) (講談社文庫)

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モダンタイムス(下) (講談社文庫)

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ゴールデンスランバー (新潮文庫)

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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

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  • 読みもの

知の編集工学 (朝日文庫)

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行為と妄想 わたしの履歴書 (中公文庫)

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打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

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街場のメディア論 (光文社新書)

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一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

「なぜ?」から始める現代アート (NHK出版新書)

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  • 経済・仕事

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

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経済学を学ぶ (ちくま新書)

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現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

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裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

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エメラルド王

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考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)

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なまけもののあなたがうまくいく57の法則

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イタリア人式楽観思考法

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マーク・ザッカーバーグ 史上最速の仕事術

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読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)

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9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

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憂鬱でなければ、仕事じゃない

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モチベーションで仕事はできない (ベスト新書)

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ユニクロ・柳井正―仕掛けて売り切るヒット力

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百年たっても後悔しない仕事のやり方

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マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (ソフトバンク文庫)

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小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

  • 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,黒沢 健二,松永 肇一,美谷 広海,祐佳 ヤング
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/01/11
  • メディア: 単行本
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個別紹介やメモはまとめていないので、気が向いたら書くようにする。

内訳については、社会人として何か目的をもって読んだ本が多いような気がする。
一応エンジニアなのだが、技術書は結局ほとんど読めていない。
 
あとは歴史モノとSFが多少あって...という状態を目指していたが、もう少し増やしたい。

歴史とSFを読んでいるときの感覚で似ているのは、「精神が現実から浮遊している」具合のほどよさだ。

もちろん歴史において現実とのつながりが軽視されるわけではない。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。歴史を現実と呼ばずして何を現実と呼ぼう。またアニメやSFで描かれる世界は、時にそれ自身が駆動力として現実を誘導する。

そうありながら歴史もSFも、人間はいかにして人間になり、またいかにして人間でなくなるのか、という極北の問いを喚起する。

現実に完全に地を足を着けるのでもなく、完全なファンタジーに浸るのでもない。

いつでも現実へ戻ることができるという確信、アリアドネの糸を掴んだまま迷宮へトリップしていくような中毒性のせいか、歴史読みたい期とSF読みたい期が交互に襲う。

 

さて、米原万里を読んですごいと思ったのは晩年は1日に7冊を読んだということだ。乱読といっても失礼にはならないだろう。

といって量を読むべしという単純な話ではないが、自分は7日に1冊も読まないペースで意外に読んでいない。きっと来年もこんなものだろう。