或るgearsmith
人間は歯車(gear)ではない。歯車職人(gearsmith)なのである。歯車になるのはつまらないし非人間的だが、歯車を作るのは楽しいし人間的である。
友人がアルミギアを作ろうとしていたので付き合ってみた。なんとドライヤーと七輪だけでアルミを溶かすことができるらしい。
夜でフラッシュもたいていないので何をやっているのかほとんどわかりませんが、あしからず。
まず網で餅を焼くの図
いや、まだ寒かったので。何気にこのステップの写真が一番多い。
鋳型に餅三つ。
箸でとろうとした餅が燃えている。
火力が超絶なので餅の膨らみ方も速い。
餅・ザ・ファイヤー。
もういい?すみません。
ステンレス鍋でアルミを溶かす
鍋を外炎に当てる。
融点近くにあるアルミがものすごい輝きを放つ。
鍋もものすごい熱で妖しい光を放っています。アルミと合金を作ってしまうらしい。
鍋の隙間から激しく逃げ出す炎。
感想
彼が溶融をやりたいとるつぼを買ったのは確か去年の夏だったと思う。それからも色々調べて最終的にはちゃんとフォローするあたりが尊敬に値する。自分は買ったのに使ってないもの、いっぱいあるからなぁ。。。
このサークルは全体としてまとまった目標意識は希薄だけれど、こういう何かに長けた人がいろいろいるという方向で恵まれたチームだと思う。常に干渉とかトルクとかいう物理現実に即して物事を考えなければならないので、Webギークと付き合うのともまた違った趣がある。自分は会長とかやらせてもらって雑用やインフラ整備にそれなりに努めてきたつもりだけど、技術を磨くことに関してはついぞ中途半端だった。何かもったいないなぁと感じる今日この頃。