圏論をお手柔らかに勉強したい。
単なる数学系の一つの自主ゼミで終わっちゃうんじゃなく、物理とか計算機理論と結びつけて勉強できるといいな。代数と計算機(とできれば物理)の全てに関心がある人を探すのは、なかなか難しいんだけど。
とりあえず手元にある数学の教科書だと
代数幾何学〈1〉 (Springer‐Verlag GTMシリーズ)
- 作者: R.ハーツホーン,Robin Hartshorne,高橋宣能,松下大介
- 出版社/メーカー: シュプリンガーフェアラーク東京
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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- 作者: イゴール・ロスティスラヴォーヴィッチシャファレヴィッチ,Igor Rostislavovich Shafarevich,蟹江幸博
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 加藤五郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/03/25
- メディア: 単行本
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- 作者: 永田雅宜
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
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このうちHartshorneの『代数幾何学』はかなりがちがちの古典で、第2章で層や関手(射)を扱う。圏はほとんど前提知識とされてる気がする。schemeという数学概念が登場するのが少し興味深い。『代数学とは何か』は読み物的で代数の幅広いトピックを軽めに扱う。20章が圏、21章がホモロジー。『コホモロジーのこころ』はもっと易しめでしかも半分が圏、もう半分がコホモロジーという構成なので一番読みやすそう。『抽象代数への入門』は6章で圏に触れるけどそれまでの道のりがちょっと地道で長い。
数学系の友人が教えてくれた本。情報工学向けで最後にホモロジーをかじるらしい。
- 作者: 藤重悟
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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ネットではこの人が結構丁寧に説明してる。
はじめての圏論 その第1歩:しりとりの圏 - 檜山正幸のキマイラ飼育記
物理との絡みでは英語だけど面白そうな記事が。
ボブ・クックの「物理系実務者のための圏論入門」 - 檜山正幸のキマイラ飼育記
実際に勉強会開いている人はこんな感じ。多分かなり進んでる。mixiコミュがあるのがすごい。