"血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。"

イタリア

8月からやろう、やろうと思っていたイタリアの写真の整理をついに昨日一思いにやった。途中で携帯が充電できなくなり現地の使い捨てカメラを何個も買い込んでごちゃごちゃに使ったので、写真の日付を特定するのに予想通り時間がかかった。おまけに携帯の写真とカメラの写真で時間軸の方向が逆だったりもした。一日潰して他に何もできなかったけど、休日にしかできないことをやったこの充実感はなんだろう。

この枚数をHPにそのままアップするのはちょっとしんどいな、と躊躇していたのだが、Googleの画像管理ツールPicasaがかなり使い心地がいいことを知った。このアルバムもPicasaから直接アップロードしたもの。ローカルでの写真の操作はかなりシームレスだし、アルバムにログインすればAjaxにも若干対応してるし、スライドショーなんかも勝手に作ってくれるし、コンピュータにできることは全部コンピュータにやらせようというGoogleの徹底した思想がここにも見える気がする。

ただ、無料だと容量が250MBとちょっと小さいのでミラノでの第2日の写真は載せていない。そのうち有料サービスにでも切り替えて載せたい。Gmailが無料で2GBだけど絶対そんなに使わないから、その容量を分けて使えるようなことができればいいのに。あと、アルバムの順序をちゃんと調整できなかった。

あと、Googleイメージ検索とGoogle Map、Wikipediaの組み合わせも最強だなと実感した。率直なところ、自分が何を撮ったのか覚えていないところもかなりあったので思い出すのに非常に役立った。写真の順序と地図と航空写真から記憶を辿りながら自分自身の足跡を追っかけていくのがこんなに楽しいなんて。時代は進んだなぁ。写真とGoogle Mapを連動させることができればもっと面白いんだけど、よくわからない。

写真はあまり得意ではないけど、一つの「あらすじ」を完成させることができたと思う。初めての海外旅行だったイタリアは(ツーリストだらけだけど)見るものがいっぱいある。特にヴェネツィアは沈むまでにあと数回は行っておきたい。いろいろ旅行したくなってきた。